毎年恒例のオックスフォード辞典「Word of the Year」が発表されました。2014年はどのような言葉が選ばれたのでしょうか?
2014年のWord of the Yearは「vape」
2014年のWord of the Yearは「vape」が選ばれ、電子たばこから出る香りやニコチンを含んだ水蒸気を吸い込み吐き出すという意味の動詞で、「vapour (vapor、水蒸気)」や「vaporize(気化させる)」を短縮させた言い方だそうです。
イギリスに最初の「vape café」がオープンしたり、屋内で電子たばこを吸うことに対して、ニューヨークで抗議活動が起こったといったニュースが伝えられた2014年4月ごろ、この言葉がよく使われたとのことです。
動詞のほか名詞としても使え、電子たばこを吸うこと、もしくは電子たばこそのものを指します。
みなさんの周りでも電子たばこを愛用している方、いらっしゃいますか?全世界で3000億円規模の市場になるまで成長してきているようです。
それでは、ノミネートされながら惜しくも落選となった言葉もご紹介します。
-
vape
電子たばこを吸うこと -
bae
恋人への愛情を示す言葉 -
budtender
大麻販売店の店員 -
contactless
(形容詞)非接触の -
indyref (independence referendum)
独立の是非を問う住民投票 -
normcore
ノームコア ■ごく普通の服でシンプルにおしゃれを楽しむこと -
slacktivism
スラックティビズム ■労力やコストを負わずに、社会運動のようなことをする行為
これらの流行語の発表前までに、RNN時事英語辞典はどれくらいの言葉を先に載せていたかを毎年検証しておりますが、今回は1勝6敗でした。
「indyref」を辞書に収録していましたが、正確に言うと載せていたのは省略前の「independence referendum」で、今回流行語にノミネートされた「indyref」までは載せておりませんでした…
来年も打率3割を目標に精進してまいります。